
オランダでは「スマート・ハイウェイ」計画と言われるものが数年前から最近まで、実用化に向け動き出していた。特殊な塗料で車線を描き、夜間になると発光する「Glow-in-the-Dark Road」という技術計画です。
The smart road concept has become a reality!… #design #InfrastructureWeek #nightrider http://t.co/odLwictNMI pic.twitter.com/FRxPw37WXU
— Designworks (@Designworksblog) 2014, 5月 13
「Glow-in-the-Dark Road」にはいくつかの提案が今までに挙がっていた。例えば、特殊な塗料は日中の紫外線を吸収できる為、気温の変化で様々な発光した模様を道路に浮かび出すという技術が可能。
この応用方法については、夜間の道路上に様々な発光した警戒・注意標識の表示が可能になる。

スマート・ハイウェイ計画を考案した「Studio Roosegaarde」では、他にも自動車が通過する時の風を利用し、小型の風車で発電する道路や、電気自動車を対象とした”走りながら充電する”道路など。様々なスマート道路の考案・開発を今もおこなっています。
凍結の心配無し、新たなエネルギー源にもなる「ソーラー道路」

最近では新たな試作品を完成させて、米クラウドファンディング「Indiegogo」で開発資金を募っている。新たな試作品は六角形のソーラーパネルとなっており、カーブなど様々な箇所でも設置が容易となっている。

ソーラーパネルのため、冬場に起こる凍結の心配もない。また、パネルに内蔵されたLEDで夜間の路面を明るくさせる他、警戒・注意標識を表示することも可能。
ブルソー夫妻によれば、ガラスで覆われたこの新しいパネルは、路面への接着状態や衝撃耐性のテストが繰り返されたもので、約113トンの荷重に耐えられるようになったという。このソーラーパネルが実際の環境に設置されるのは今回が初めてのことだ。駐車場には、下水や電線のための専用溝も設置されている。雪も溶かせる…|WIRED.jp

オランダの「スマート・ハイウェイ計画」や、ブルソー夫妻の「ソーラー道路」など。新技術の開発・実用化には多くの資金が必要であり、失敗や法的な問題・隔たりは付きものな事です。次の時代の「スマート道路」に今後、期待し、注目していきたい。