
米国時間8月15日、米・GoogleがJetpacを買収したことが判明しました。Jatpacの公式サイトにて買収に関する合意があったことを発表しています。
Jetpacは主に画像判読・解析をおこなう企業。Instagramに公開されている画像データなどを解析して、画像から「幸せが集まる(幸福度が高い)都市」などのデータを自動測定する。
画像検索拡充へ、将来的には「Google Glass」にも
買収されたJetpacとそのチームは、主にGoogle検索におけるビジュアル検索部門に配属される見通し。Googleは画像などのビジュアル検索の強化を以前から公言していました。

また、既にコンピュータと機械学習を利用した画像検索のチューニングを少しずつおこなっている事も分かっています。Jetpacはそれらの部門に配属されるだろうと海外メディアが伝えています。
Jetpacが手掛ける技術は写真の視覚的な手がかり(ヒゲが少ない・濃い)や、服装の特徴などを解析・判定できる他、被写体の年齢を測定可能。位置情報に関する詳細な現地の周辺情報もよりマッチングできる。
これら技術を活用し、同社はInstagram系のiPhoneアプリ「Jetpac City Guides」を提供しています。この技術をGoogleは今後活用できるようになる。画像検索部門の他にもスマートフォンや、将来的にはGoogle Glassの画像・動画機能にも役立てることが可能になるという。
買収に伴い、Jetpacはアプリの提供を終えることを発表しています。買収額などに関しては不明。同社はこれまでのサービス提供を9月15日付けで終了する。
Source・Imgae:Jetpac、Tech Crunch