
現地時間7月28日に買収が明らかとなったMadbitsは、ディープラーニング(深層学習)とダイナミックコンピューティングの新興企業。31日に明らかとなったMitro Labsはアカウント管理・共有セキュリティ企業だ。
ツイッター、人材獲得が一番の目的か

同社はメディアなどのビジュアルインテリジェンス技術を構築。動画や画像コンテンツの技術研究・開発をおこなっている。また、ディープラーニングとはコンテンツ或いはメッセージの強力性などの階層型モデルを形成・研究する統計的機械学習です。
Madbitsは今後、Twitterと共に画像・動画コンテンツなどの大規模データベース構築・技術開発をおこなっていきたいとアナウンスしている。そしてTwitterは31日(現地時間)、アカウント管理・パスワードセキュリティの米・スタートアップ企業「Mitro Labs」を買収する事が分かった。

Mitroは小さい新興企業ながら、1つのアカウントを複数パスワードで共有する技術を開発した実績がある。Mitro Labsの人員はTwitterのロケーションチーム(位置情報関連プロジェクト)に組み込まれる予定。
また、これまでMitro Labsが有料で提供していた既存製品・クライアントコードを一般公開、オープンソース化に踏み切る。海外メディアではTwitterのMitro Labs買収は、主に人材獲得が目的であったと見られている。